インスペクション

よみ: いんすぺくしょん

インスペクション(建物状況調査)とは、国土交通省の定める講習を修了した建築士が、建物の基礎、外壁など建物の構造耐力上主要な部分及び雨水の浸入を防止する部分に生じているひび割れ、雨漏り等の劣化・不具合の状況を把握するための調査である。

平成30年4月1日より既存建物取引時の情報提供の充実に関する規定については下記を記載することが義務付けられた
(1) 媒介契約書に「建物状況調査の実施者をあっせんするかどうか」を記載すること
(2) 建物状況調査が実施されている場合(過去1年以内)は、その結果を重要事項として説明すること
(3) 建物状況調査の結果などを売主・買主双方が確認した場合は、売買契約書にその概要を記載すること